電気

INTERVIEW

新東名の安全を支えている。
その誇りは、行動と挑戦で示す。

• 現在の仕事内容
  施設点検工事班の班長として、高速道路上のさまざまな設備の保守点検を行っています。道路上の機器やSA・PAに電力を供給する受配電設備や、トンネル非常用設備、監視カメラ、情報板、道路照明など、扱う設備はきわめて多様です。班長として意識しているのは、点検内容に留まらず、「その設備がどのような構造で、どう成り立っているのか」をメンバーに伝えること。設備の故障対応はマニュアル通りにはいかないもの。その設備を知り尽くし、どうすれば復旧できるかを自ら考えることが大切なんです。
• 取り組んでいる仕事の魅力
  日本の「大動脈」である新東名高速道路の設備を任されていることです。私たちが保守する設備はお客さまの安全に直結するものばかり。少しの気の緩みや妥協が万が一の事態につながりかねません。責任ある仕事だからこそ、何かを成し遂げた時の感動は大きいです。とくに印象に残っているのは、管内のトンネルで発生した車両火災に対する緊急対応です。関係各所と連絡を取り、焼損してしまった照明設備を迅速に復旧できた時は、自らの仕事に誇りを持てました。
• 成長したこと／挑戦したいこと
  社会インフラの老朽化は、大きな社会課題だとされています。高速道路上の設備も老朽化が進み、さまざまな設備で故障が発生している状況です。しかし、私たちの安全対策・点検方法も進化を続けています。当社では、年に1度「業務改善研究発表会」が開催され、より安全に、より迅速に高速道路を守るために業務上で取り組んだことや改善点を提案するのです。その提案が採用されたり他事務所へ水平展開された時には、確かなやりがいを感じることができます。今までに見つけられなかった変状を見極め、少しでも故障の件数が減るような挑戦を続けていきたいと思っているんです。