最前線の挑戦が
誰かの日常に
つながっている。
Central Nippon Highway Engineering Tokyo
私たちは、守るために、攻め続ける。
今を超えていくこと。
新たな知見を貪欲に吸収し、
挑戦を続けること。
持てるすべての力を注ぎ
作業では果たせない。
同じことを繰り返すだけの
その使命は、
高速道路の安全を守る。
遠州豊田PA 上り
東名高速道路
日々の成長が、
高速道路を守るための
「手段」となる。
誰もがその名を知る、日本の「大動脈」を守り、支え続ける。それは、エンジ東京が担い続けてきた使命であり、ここで活躍する多くの人財の志でもある。2018年入社のMも、そんな崇高な使命に魅せられた一人だ。
「高速道路と言われて、最初に思い浮かべるのが東名・新東名。この国の経済や、人々の豊かな暮らしを支える『大動脈』の安全に携わることができる。そこに強く憧れましたし、当時の想いは変わらないどころか、より強いものになっている。私にとって、確かなモチベーションであり続けているんです」
入社後に配属された本社・交通情報課では、交通量の分析・調査を経験した。念願だった現場に異動となってからは、土木の点検業務を任された。車上感覚から舗装の変状を察知し、目視でのり面や橋梁、トンネルの変状を見極める。発見と学びの日々は、彼に確かな知識と経験を与えてくれたのだという。
「『1日として同じ日はなかった』と断言できるくらい、さまざまなことを学んだ5年間でした。そこで得たすべてが、今、高速道路を守るための強みになっている。数々の現場と経験豊かな先輩方に教えられて、私は『安全を守るための手段』を手にすることができたのです」
より安全に、
より品質高く。
挑戦の日々は、続く。
2022年4月。Mは、静岡道路事務所土木第一課に異動となった。所属する施工管理班では、国の5か年計画に基づいて行われる、管内の舗装工事・標識工事を任されている。
「より安全に、より品質の高い工事を行う上で、これまでに培った高速道路・構造物に関する知識が大きく活かされています。工事が行われる場所や、対象となる構造物によって、最適な施工方法も異なってくる。これまでの知識と経験を注ぎ込んで、『工変』に頭を悩ませる。そして、何事もなく工事を完遂する。成果物を見た瞬間は、すべてが報われたような気持ちになります」
Mのチャレンジは、本来のミッションである施工管理に留まらない。静岡道路事務所では、自然災害が発生した際に、被害状況を把握できる高性能ドローンを導入しているが、その操縦業務にも志願した。
「現在は、被害箇所の現地確認を想定した飛行訓練を重ねているところ。この取り組みによって、人が立ち入ることなく、安全かつ的確に被害状況を確認できるようになります。すべては高速道路の安全のために。エンジ東京は、常に新たなチャレンジを続けているんです」
「お疲れ様」
ねぎらいの言葉に
安堵する瞬間。
数多の現場を経験し、さらなる挑戦の日々へと踏み出し続ける。Mが現状に満たされることは、決してない。
「今の自分に満足することもありませんし、『やってやったぜ!』なんて自らの仕事を自慢する気になったこともありません。なぜなら、安全にはゴールなど存在しないからです。仮に事故につながりかねない変状にいち早く対応できたとしても、もっと早く見つけられたかもしれないし、そうであればお客さまの通行を制限する工事を行うこともなかったかもしれない。だから、私たちは攻めて、攻めて、攻め続けて、突き詰めるんです」
緊張感を忘れることなく、「さらに上」を目指し続ける。静岡道路事務所には、彼と志を同じくする多くの仲間たちがいる。一つひとつの現場を積み重ねて、1年が終わった時には、仕事の喜びをかみしめることができるのだという。
「年度内に予定された工事をすべて終えた時、私たちはお互いに積み重ねてきた1年間をねぎらい合います。『お疲れ様』。ありふれた言葉なのですが、その瞬間に交わされるそれは特別な意味を持っている。その瞬間、この事務所の一員であることを、この仕事に携われていることを、誇らしく思えるようになるんですよ」
最前線の挑戦が
誰かの日常に
つながっている。
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