入社1年目
キャリアのスタートは本社から。
取り扱うデータ量の多さに驚く。
入社1年目の前半は、施設保全課で各事務所から提出されたデータの取りまとめや図面の数量拾いを中心に行っていました。当時はまだ新東名高速道路が開通していませんでしたので、開通したらどれだけの設備保守が必要となるかを東名高速道路の点検数量をもとに算出。1年目の後半からは、そのデータをもとに各道路事務所の業務量がどれだけ増加するのか試算していました。入社前は「まずは現場での仕事から始まるだろうな」というイメージがありましたが、本社への配属でしたので、キャリアのスタートは意外なものでした。
入社2年目
横浜道路事務所で初めての現場を経験。
さまざまな設備の保全工事に携わる。
施設保全工事班は、点検で見つかった設備の不具合を補修したり、交通事故が原因で損傷した設備の復旧作業や清掃作業などを担当します。実際の作業は協力会社が行いますので、私は契約に関する事務や工事の安全管理・品質管理などが中心でしたが、初めての現場業務ということもあって毎日が勉強でしたね。また、当時、横浜道路事務所の施設保全工事班は新設されたばかりで、職種ごとに対応する技術者は分かれていましたが、電気設備だけではなく機械や通信などあらゆる設備の保全工事に携わりました。


入社4年目
再び本社に戻り、
工事契約を取りまとめる業務に。
施設工事課(現 工事管理課)は、各道路事務所で作成された協力会社との契約書類のチェックと決裁業務を行うとともに、翌年度にかかる予算を取りまとめる部署となります。そんな重要な部署に配属となりましたが、現場経験が2年しかないため、見たことがなかった設備の補修工事書類を見てもイメージが湧かず、それを上司に説明し、いかに決裁を取るかについて苦労しました。事務所にいる方々や周りの先輩に相談したり話を聞いてもらったりしながら、何とか乗り越えることができたと感じています。その翌年に配属された工事計画課はNEXCO中日本の関係者との調整がメインで、一年間の予算に対して執行状況の報告や工事計画の打ち合わせなどを担当しました。
入社11年目
現場で初めて故障対応に従事。
新東名の設備移設作業も担当。
入社11年目に御殿場道路事務所の施設工事班に異動。主な業務は横浜道路事務所での業務と同じでしたが、ここでは初めて「故障当番」を務めました。設備が故障した際に原因を突き止め、その場で修理できるものとメーカーに修理を依頼しないといけないものを判断しながら、迅速な機能復旧を目指して対応しました。また、ちょうどこの頃に新東名高速道路の車線拡幅工事があり、設備の移設作業に関わる業務も行っていました。
入社14年目
課長代理として、
新規路線建設の設備工事を担当。
現在は、新規路線建設の施工管理業務を担当しています。新東名高速道路にはまだ開通していない箇所があり、その区間内に設置する電気設備工事の施工管理を行っています。そもそも工事は電気設備だけではなく通信系、建築系、土木の舗装なども同時に進んでいるため、すべての工事が円滑に進むようにさまざまな関係者との調整が必要となります。また、常に完成後の道路をイメージすることも大切で、お客さまが安全に利用できること、点検従事者が安全に作業できるよう考慮しながら施工管理を行っています。