人口減少や少子高齢化、頻発化・激甚化する自然災害など高速道路を取り巻く環境は変わり続けています。環境変化に適合し、高速道路の持続的な安全を確保するために、エンジ東京は現状に満足せずに、さまざまなチャレンジを続けています。
私たちは、NEXCO中日本グループの一員として、お客さまに安全・安心・快適にご利用いただける道路空間・サービスを提供し、地域社会の発展と国民の暮らしの向上に貢献するために、「安全を何よりも優先し」、「最高水準の技術の提供」、「考えて行動する企業」を目指します。
2025年度以降の経営計画における「経営の基本方針」は、経営環境の変化に対応した以下の4つとし、各方針に沿った施策を実行することで、当社のCSRを実践していきます。
中長期事業戦略として、10年後の会社のビジョン(目指す姿)、達成目標、取組み内容を定め、このビジョンに向かって各年度の施策を実行していくこととしています。
私たちは、安全を最優先とした高速道路の保全点検・管理の真のプロフェッショナル集団として、日本をリードする高度な技術力を備えます。着実な技術伝承・高度な技術開発により、業務の生産性を高め、内外の環境変化に応じて進化し続けます。
私たち社員一人ひとりは、すべてのステークホルダーに対して思いやりの心を持った行動を実践します。高い業務意識と業務スキルを有し、働きがいのある自主的かつ自律した事業運営を心掛けます。
「日本一のインフラ保全コンサルタント」
~インフラ保全の課題を解決し、新たな価値を提供するコンサルタント会社へ〜
1972年の創立以来、私たちは東名高速道路や中央自動車道の保全管理の経験と技術をもとに、高速道路の安全・安心・快適性の確保に努めています。また、近年では製品販売や技術サービス、コンサルティングなど事業フィールドが大きく広げています。
「壊れたから直す」のではなく、日常点検から経年変化を事前に予測し、修繕を行うことを「計画保全」と言います。エンジ東京では従来の「守り」の保全だけではなく、「攻め」の保全を強化しています。
自社で開発した技術やオープンイノベーションで取り入れた要素技術を高速道路の現場で活用できるように改良や改善を加えて実用化し、保全点検等に関する基準・要領に適用方法を定め、標準的な業務プロセスとして現場に定着させることを目指しています。
高速道路事業で培った技術やノウハウを活用した製品販売、技術サービス、コンサルティング等の技術外販事業を国内外の社会インフラで活用できるように展開し、広く社会に貢献します。
高速道路ネットワーク整備、渋滞対策、道路照明設備のLED化などNEXCO中日本の道路事業における取り組みをグループ会社として推進しつつ、私たちの事業活動においても社屋照明のLED化、再生可能エネルギー調達などに取り組んでいます。